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国産ステルス実証機「心神」、2011年に初飛行 

国産ステルス実証機「心神」、2011年に初飛行
(読売新聞)

 ステルス性能など最先端の戦闘機技術の検証を目的とした、防衛省の「先進技術実証機」の開発計画が8日、明らかになった。

 来年度から計画に着手し、早ければ2011年度中に実証機の初飛行を行う。計画が順調に進めば、国産戦闘機開発につなげたい考えだ。

 実証機は全長14メートル、全幅9メートル。「心神(しんしん)」と名付けられ、敵のレーダーに映りにくいステルス性とともに、高運動性を備え、国産エンジンを使用する。機体の形状に沿って配置するレーダー「スマート・スキン」など先進技術も取り入れる。実証機であるため武器は搭載しない。

 心神の開発は来年度から6年間で行う計画だ。来年度予算では157億円を要求、総額466億円を見込んでいる。エンジンや電子機器などの試作は09年度までにほぼ終えて、10年度から実証機製造に着手。早ければ11年度中に初飛行を行う。機体やエンジンは既に個別開発を進めており、ステルス性に関しては、05年のフランスでの模型実験で「高い性能を確認済み」(防衛省幹部)という。

 実証機開発には、日米で共同開発したF2支援戦闘機の生産があと数年で終了することから、国内技術維持の意味合いがある。また、航空自衛隊が次期主力戦闘機(FX)の有力候補としながら、米国が輸出に応じようとしていない「F22ラプター」をめぐる交渉を有利に運べるとの期待感もある。

 米国が輸出に慎重なのは、「機密保全だけでなく、日本がステルス技術を独自開発できないとの前提で、将来、高く売ろうという思惑があるため」(政府筋)との見方からだ。

 防衛省内には「17、18年ごろには国産戦闘機が実用化できる」(幹部)との見通しもあり、F15戦闘機の後継機となる可能性もある。ただ、日本の国産戦闘機開発には、有力な輸出先を失うことになる米国内で懸念が出ている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071209i202.htm


年金救済法案 悪質事業主の逃げ得を許すな 

年金救済法案 悪質事業主の逃げ得を許すな(12月9日付・読売社説)
(読売新聞)

 年金制度の信頼を高めるためには、当然やらなければならない措置だろう。

 企業が従業員の給料から天引きした年金保険料を国に納めなかったために、年金を減額された人がいる。これを救済する目的の「厚生年金保険料納付特例法案」が、全会一致で衆院を通過した。今国会で成立する見通しである。

 年金保険料が月給から引かれていたのに納付記録がない、という申し立てが、年金記録確認第三者委員会に多数寄せられている。

 社会保険庁のミスで記録が消えたとは限らない。厚生年金に関する申し立てはこれまでに約1万件出ているが、このうち半数は、悪質な経営者が国に納めずに事業の運転資金に充てるなど、企業側に問題があった事例と見られている。

 まだ被害に気づいていない人が相当いるのではないか。今月中旬から「ねんきん特別便」の送付が始まり、来年10月までに、約1億人の加入者全員に年金記録が届く。悪質企業による着服事例もかなり発覚するだろう。その前に対策を講じたことは妥当である。

 法案では、企業が納付に応じない場合は保険料を国が肩代わりし、天引きされた人の年金権を保障する。

 肩代わり分は、国から企業や事業主に請求する。問題企業が倒産していても、元経営者に対して国が訴訟などの法的措置をとれるようになる。徴収状況は半年ごとに国会に報告される。

 未納保険料を税金で肩代わりする以上は、悪質事業主の逃げ得を許さぬように厳しく対処することが必要だ。

 企業側の問題で年金記録がないケースまで国が救済すべきではない、との反対論もあった。だが、被害に気づいた時に問題企業が倒産したりしていては、個人で権利を回復するのは困難だろう。

 昨年の総務省の行政評価報告で、厚生年金に加入しなければならないのに未加入の事業所が60万以上あり、社保庁の加入指導が甘い、と指摘されたこともある。こうした状況が問題の背景にあることを考えれば、国にも責任がある。

 年金記録の回復作業は難航している。記録確認委員会には全体で2万9000件の申し立てがなされているが、審査を終えたのは約3%、869件に過ぎない。申し立ての増加に審査が追いつかない状況に陥っている。

 今回の救済法案が成立すれば、対象となる5000件ほどの認定作業に弾みがつくだろう。年金不信を払拭(ふっしょく)するためには、今後、記録回復作業の迅速化を図らなければなるまい。



「報ステ」がマック改ざんで不適切表現 

「報ステ」がマック改ざんで不適切表現
(スポーツ報知)

 テレビ朝日系のニュース番組「報道ステーション」が、日本マクドナルドの調理日時改ざん問題を報じた際、既に辞めていた元店長代理の女性が制服姿で証言するなど不適切な映像表現があったことが7日、分かった。番組の古舘伊知郎キャスターが同日夜の放送で「間違ったやり方だった。申し訳ございません」と謝罪した。

 テレビ朝日によると、問題があったのは11月27日の放送。マクドナルドの調理日時の改ざんに絡む証言で、元店長代理という女性が制服姿で店長代理用のバッジを着けて登場した。

 放送後、視聴者から「現在は店長代理ではないのに、おかしいのでは」という指摘が相次いだ。古舘キャスターは「視聴者に混乱と誤解を与えるもの。信頼を失わないためにあえて報告した」と番組で語った。

 女性が番組の関係者であることも明らかになったが、「証言の内容については誤りはない」(テレビ朝日)としている。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071207-OHT1T00231.htm


テレ朝が証言者“偽装”し報道、古舘キャスター番組内で謝罪
(SANSPO)

 テレビ朝日系のニュース番組「報道ステーション」が、日本マクドナルドの調理日時改ざん問題について報じた際、既に辞めていた元店長代理の女性が制服姿で証言するなど不適切な映像表現があったことが7日、分かった。古舘伊知郎キャスター(53)が同日夜の放送で「間違ったやり方だった。申し訳ございません」と謝罪した。

 同局によると、問題があったのは11月27日の放送。「元店長代理」という女性が制服姿で店長代理用のバッジを着けて登場し、店内で調理日改ざんがあったことなどを証言していた。

 放送後、視聴者から「現在は店長代理ではないのに、おかしい」「着ていた制服は店長代理用のものではない」「今は使用していない制服では」などと指摘が相次いだ。古舘キャスターは「視聴者に混乱と誤解を与えた。信頼を失わないためにあえて報告した」と番組で語った。

 放送で着用していた制服やバッジは女性が持っていたものという。また、この女性は現在は同番組の関係者であることも判明したが、同局広報部は「証言の内容自体には誤りはない。取材源を守るため、女性については『番組制作に関係している人』としか言えない」としている。

http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200712/sha2007120802.html

「同窓名鑑」勧誘ご注意、学校と無関係業者が情報集める 

「同窓名鑑」勧誘ご注意、学校と無関係業者が情報集める
(読売新聞)

 全国の少なくとも278の大学や高校の卒業生に、「同窓名鑑を発刊する」として、住所や電話番号など最新の個人情報の提供を求める往復はがきが送りつけられていることが、読売新聞の調べでわかった。

 このはがきを発送したのは、各学校とは全く関係のない大阪市内の情報提供サービス業者。個人情報の適切な扱いを定めた個人情報保護法にただちに触れる行為ではないが、同窓会の活動と勘違いして返信した人も多く、各校では「業者は学校とは関係なく、返信義務はない」と注意を呼び掛けている。

 問題の往復はがきを発送したのは、大阪市都島区の「人事新報社」。「〜〜大学同窓名鑑」などという太字の見出しを付けた案内文で、「社会でどういった卒業生の方々がご活躍でいらっしゃるかが、ひと目でわかる様、『同窓名鑑』として発刊いたしたく準備をすすめております」などと説明。返信用のはがきに、住所や電話番号、職業、電子メールアドレスなどを記入するよう求めている。

 さらに、1冊約1万1000円で名鑑の購入申し込みを受け付けており、「編集時期が近づいております」として購入しない人にも情報の提供を促している。

 このはがきについて、ホームページ(HP)などで注意を呼び掛けている学校は、確認できただけで全国46都道府県の78大学、10高専、190高校に上った。

 最多は東京都内の42校。返信した人には、名鑑の購入を求める督促状が送付されることもあるという。

 このはがきを巡るトラブルが目立ち始めたのは、個人情報保護法が全面施行された2005年ごろからで、今年10月に兵庫県内の女子大学が、11月には愛知県内の私立高校がHPを通じて「学校では個人情報の調査は行っていません」と呼び掛けるなど、卒業生が学校に「学校と関係あるのか」と問い合わせてくる事態が相次いでいる。

 江戸川学園取手高校(茨城県取手市)は「学校と関係ありそうに装っていて悪質だが、警察では『事件性を問えない』と言われた」。人事新報社に抗議文を送った姫路南高校(兵庫県姫路市)同窓会の中西玄礼会長(66)も「同窓会の案内と思って返信した人もいて迷惑している。勝手に名簿を作成するのはやめてほしい」と話す。

 同社の社長は10年ほど前からこのビジネスを続けているという。「同窓名鑑は、同窓会名簿とは趣旨が違い、一種の紳士録的なもの」としたうえで、「卒業生の住所は第三者から合法的な手段で入手しており、自分の情報を開示したい人だけが返送してきている」と語る。

 国民生活センターによると、自分の意思で情報を提供しているとみなされる場合、個人情報保護法には抵触しない。ただ、「学校の活動と誤解されるやり方で望ましくない。不用意に個人情報を提供してしまわないよう気をつけてほしい」と呼び掛けている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071208i306.htm?from=main3


警察公舎と知らずに侵入 中国人現行犯逮捕 

警察公舎と知らずに侵入 中国人現行犯逮捕
(IZA)

 千葉市内にある警察公舎の警視庁第2機動隊の男性巡査部長(30)宅ベランダに侵入し、捕まえようとした巡査部長を殴ってけがをさせたとして、千葉県警千葉西署が傷害と住居侵入の現行犯で、中国人の建設作業員、島田林一こと王鳳江容疑者(48)=同市美浜区高浜=を逮捕していたことが7日、分かった。警察公舎とは知らずに侵入したという。王容疑者は「暴行はしたが、ベランダには入っていない」と容疑を一部否認している。

 調べによると、王容疑者は5日午後8時50分ごろ、同市花見川区の警察公舎1階の巡査部長宅ベランダに侵入したが、物音で巡査部長に気付かれて逃走。追いかけてきた巡査部長の顔を殴るなどし軽傷を負わせた。公舎敷地内の駐車場で、巡査部長と騒ぎを聞き駆け付けた別の部屋に住む小岩署の男性警部補(34)に取り押さえられた。

 ベランダに面した部屋は明かりがなくカーテンが閉まっていたため、留守と思って侵入したらしい。9月以降、同じ手口で同市美浜区、花見川区で数十件の空き巣被害を繰り返していたとみて追及する。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071207/crm0712071251015-n1.htm


中国製「プーさん」茶わんに有害物質、大阪府が回収命令 

中国製「プーさん」茶わんに有害物質、大阪府が回収命令
(読売新聞)

 人気キャラクター「くまのプーさん」がデザインされた中国製の茶わん(合成樹脂製)から、有害物質のホルムアルデヒドが検出されたとして、大阪府は2日、食品衛生法に基づき輸入元の同府吹田市の器具容器包装販売業「シンセーインターナショナル」に6万768個の回収を命じた。

 同社は、同じキャラクターの皿やトレーなど39種類についても自主回収を始めた。

 府によると、同社は昨年10月から輸入。全国の100円均一ショップなどで売られていた。愛知県が11月30日に調査し、違反が判明した。通常の使用では健康上、問題はないという。

 問い合わせは同社(06・6385・1800)。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071202i515.htm


外交世論調査:日米関係「良好でない」2割 過去最高 

外交世論調査:日米関係「良好でない」2割 過去最高
(毎日新聞)

 内閣府は1日、外交に関する世論調査の結果を発表した。現在の日米関係を「良好だと思う」は76.3%で06年10月の前回調査に比べ6.4ポイント減った。「良好だと思わない」は20.4%と8.8ポイント増え、この質問が始まった98年以降最高。米国の北朝鮮への融和姿勢やインド洋での海上自衛隊の給油活動撤収問題などが影響したとみられる。ただ、米国に「親しみを感じる」人は75.6%と高水準を保った。

 調査は10月、20歳以上の男女3000人を対象に面接方式で実施し1757人から回答を得た。

 日中関係は「良好だと思う」が26.4%で前回比4.7ポイント増、「良好だと思わない」は68%と同2.7ポイント減。中国に「親しみを感じる」は34%(前回比0.3ポイント減、)「親しみを感じない」は78年の調査開始以来最高の63.5%(同1.9ポイント増)。対中関係の再構築が進む半面、中国製玩具の安全性や偽ブランドなどの問題が後を絶たず、複雑な国民感情が反映されたようだ。

 日韓関係は「良好だと思う」が49.9%で同15.5ポイント増。「良好だと思わない」は45.1%で同12ポイント減少した。「親しみを感じる」も54.8%で同6.3ポイント増えた。

 複数回答で尋ねた北朝鮮への関心は(1)日本人拉致問題(88・7%)(2)核問題(75・1%)(3)ミサイル問題(58%)−−と前回と同じ順だった。

 日本の国連安保理常任理事国入りについては、「賛成」が前回から5ポイント増え80・2%となり、この質問を始めた94年以降最高だった。「反対」は前回と同じ9・2%だった。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071202k0000m040100000c.html



「日米関係良くない」2割超す 内閣府「外交に関する世論」
(IZA)

 内閣府が1日発表した「外交に関する世論調査」の結果によると、現在の日米関係を「良好」と思わない人は20・4%で、昨年同時期の調査の11・6%から2倍近くに増えた。同盟国である米国との関係を良好でないとみる回答が2割を超えたのは、最近10年間では初めて。

 外務省は明確な理由は見当たらないとしているものの、米国で北朝鮮へのテロ支援国家指定を解除する動きがあり、拉致問題が置き去りにされかねない懸念が生じていることが影響しているとの見方も出ている。

 調査は10月4〜14日、全国の成人3000人を対象に実施し、有効回収率は58・6%だった。

 日米関係について「良好だと思う」と「まあ良好だと思う」の回答を合わせると76・3%だが、前回より6・4ポイント減った。「良好だと思う」の回答に限って比べると、今回は19・7%で前回の36・0%から大きく減少した。

 良好と思わない回答の内訳は、「あまり良好だと思わない」が16・7%、「良好だと思わない」は3・6%で、いずれも前回より増加した。

 こうした傾向について、日本国際フォーラムの伊藤憲一理事長は「米国が強くなることへの警戒から世界的に米国人気は低下しているが、日本人はそのムードにあおられ、漂流している」との見方を示し、「アジアの発展は日米同盟があるからこそで、日本人はそれを忘れてはならない」と指摘する。

 また、中国との関係を「良好だと思う」は26・4%で、前回より4・7ポイント増加した。外務省は「安倍晋三前首相と温家宝中国首相による相互訪問などの効果があった」とみているが、「良好だと思わない」は68・0%(2・7ポイント減)で高水準のままだ。

 日本の国連安保理常任理事国入りに関しては、賛成が80・2%(5ポイント増)で昭和50年の調査開始以来、最高となった。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/107129/


北方領土返還求めるデモ行進、北方相「全国民的運動に」 

北方領土返還求めるデモ行進、北方相「全国民的運動に」
(読売新聞)

 岸田北方相は1日、東京・銀座で行われた北方領土返還を求めるデモ行進の出発式で「全国民的な運動が強力に推進されるよう力を尽くす」と述べ、領土問題の解決に全力を挙げる考えを示した。

 デモ行進は、元島民が多く住む北海道根室市などが企画し、同市など5市町の首長と元島民ら計約200人が日比谷公園までの約2キロ・メートルを歩いた。

 1日は、1945年に根室町(現在の根室市)の安藤石典町長が連合国軍総司令部(GHQ)に4島返還を求める陳情書を提出した日で、根室市などは「返還運動原点の日」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071201ia22.htm


「四島を返せ」銀座を行進 根室市民ら200人以上参加
(IZA)

 東京・銀座や有楽町など日本を代表する繁華街で1日、北方領土の返還を求める行進が行われた。北海道根室市など北方領土に近接する1市4町の主催で、根室市からきた約60人を含む200人以上が参加した。国会や官庁街のこれほど近くで返還要求の行進が行われたのは初めて。参加者たちは「返還に向け世論を盛り上げよう」と声を上げた。

 銀座1丁目の公園で行われた出発式で、長谷川俊輔・根室市長は「返還運動を進めてきたが解決の糸口さえ見えず、強い憤りを感じる」と述べた。岸田文雄・沖縄北方相はこれを受け、「厳しいお言葉と思いを受け止め、内閣府としても頑張りたい」と話した。

 この後、一行は日比谷公園まで約2キロのコースを歩いた。元島民の児玉泰子さんは、「昭和20年の12月1日、当時の安藤石典・根室町長がマッカーサー元帥に対し、北方領土の返還を求めた。すごい出来事で、私は1日が返還運動の原点の日だと思う」と話した。

 作家の上坂冬子さんは、「来年の洞爺湖でのサミット(主要国首脳会議)では、船を出して各国首脳に北方4島を一巡して見てもらうべきだ。おずおずした態度を取ってはいけない」と、政府に注文を付けた。

 一方、戦後60年以上が過ぎ領土問題への関心が風化していることも事実。銀座を闊歩(かつぽ)する女性たちからは、「北方領土問題があるのは知っているが、詳しくは知らない」「今は別に関心はない」といった声も聞かれた。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/107258/


朝鮮総連施設に非課税措置は違法確定 

朝鮮総連施設に非課税措置は違法確定
(産経)

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の関連施設「熊本朝鮮会館」への固定資産税などの減免措置は違法として、拉致被害者と家族を支援する「救う会熊本」のメンバーが、熊本市長の徴税権不行使の違法確認などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は30日、市長側の上告を棄却する決定をした。税減免措置の違法性を認め、税減免措置の取り消しを命じた2審福岡高裁判決が確定した。

 総連関連施設への税減免措置は違法との判断を最高裁が是認したのは初。全国の各自治体で対応の分かれている総連関連施設の税減免措置に影響を与えるとみられる。

 2審判決は、熊本朝鮮会館が有限会社の所有になっていることを指摘。その上で「有限会社は熊本朝鮮会館を所有するために設立されたもので、会社としては何の活動もしていない」と判断。有限会社は「公益のための固定資産を所有する者」という税減免対象には該当しないと結論付けた。

 さらに、2審判決は「熊本朝鮮会館は総連の活動拠点として使用されている。総連の活動は、在日朝鮮人の利益を擁護するもので、わが国の利益のために行われているものではない」と認定していた。

 市長側は「熊本朝鮮会館は公民館のような施設で公益性があり、税減免の対象になる」と主張。1審熊本地裁は「公益性がある」と判断し、原告側の請求を退けていた。

 総務省の今年度の課税状況調査では、総連関連施設のある全国131自治体で75の自治体が固定資産税などを減免する優遇措置を取っている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071130/trl0711301551006-n1.htm


総連「熊本朝鮮会館」の税減免、「違法」が確定
(読売新聞)

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の関連施設「熊本朝鮮会館」に対し、熊本市が固定資産税などを減免したのは違法として、拉致被害者の家族らを支援する「救う会熊本」の加納良寛会長(54)が、市長を相手取り、2003年度の減免措置の取り消しなどを求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は30日、市長側の上告を退ける決定をした。

 減免措置の取り消しを命じた、市側敗訴の2審・福岡高裁判決が確定した。朝鮮総連の関連施設への課税を巡り、自治体の減免措置を違法とする判決が最高裁で確定したのは初めて。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071130ic23.htm


秋篠宮殿下御誕生日会見 

【秋篠宮さま誕生日会見】質問(1)悠仁さまのご近況は
(IZA)

 《質問1》両殿下にお伺いします。悠仁さまは健やかに成長され、9月のお誕生日には伝い歩きをされているなどといった近況を伺いました。

 【1】最近の悠仁さまのご様子をお聞かせください。また、悠仁さまを見守る眞子さま、佳子さまのご様子についてもお聞かせください。

 秋篠宮さま「9月の6日に満1歳になったわけですけれども、そのころは、机とかですね、そういうものにつかまって伝い歩き、という感じだったんですけれども、それからしばらくたって、数歩ぐらいでしょうかね。数歩ぐらいだよね(紀子さまを見られ)。ひとりで歩くようになりましたね。いろいろ行動範囲も広くなっているわけですけれども、例えば明かりがつくものとかですね、それから音が出るものとか、そういうものに興味があるみたいです。例えば目覚まし時計の、押すと声が出るものがありますね。そういうものとか、あと玄関のチャイムとかですね。また上のふたりの子供たちにとってはですね、やはり非常にかわいい存在なんですね。だいぶ年齢も離れていますからね。ですからとてもかわいがっています。その子供の部屋に、厚紙って言うか、ああいうものを組み立てて作る小さいうちがあるんですね。それは、基本的に無地なんですけれども、そこに上のふたりの子供が家族全員の似顔絵を描いたり、それからそのほかもろもろ」
 紀子さま「花とか」
 秋篠宮さま「ああそう。そういう絵を描いたりとかして。で、そこで一緒に遊ぶとか。後はさっき音が出るものが好きと言いましたけども、ピアノの鍵盤なんかやはりいじってみたいわけですね。ところが背伸びしてもなかなかまだ届かない。だけどこう一生懸命こうたたこうとしていると、椅子(いす)に座らせてたたかせて、と。そんな様子でしょうかね」
 紀子さま「最近の様子についてですけれども、悠仁は目を輝かせながら周囲を見回して、小さな探検家のように関心を抱くものに手を伸ばして、そして確かめようとかわいい指で触ったり。また関心の対象に向かって勢いよく進んでいったりなど、先ほど宮さまがお話しされましたけれども、だんだん行動半径が広がって、ますます目が離せなくなっております。幸い娘たちも大きいものですから、ずいぶんその点では助けてもらうところがございますが、なかなか娘たちも学校から帰ってくるのが夕方になりますので、一緒に過ごす時間というのは、学校があるときはどうしても夕方以降になります。そういう時間や休みの日など、私たちが一緒になって過ごしている時間を悠仁もとてもうれしいようで、私たちが話しておりますと、話の内容が分かっているのでしょうか、うなずいたり、そういう分かったようなしぐさや表情を見せたり。また私たちと一緒に元気な声を出して笑ったりするなど、以前は私たちが語り掛けることが多かった中で、今は悠仁から話し掛けてくることも増えまして、きっと何か、話の輪に加わるのが楽しいような感じが致します。また私たちが仕事を終えて悠仁のところに駆け寄っていきますと、その姿を見て、とても喜んでうれしそうに両手を挙げて、手を振るなど、自分の気持ちをいろいろな形で表現しているように思います」
 秋篠宮さま「手をたたいたりっていうのはね、パッパッと拍手するようなね」
 紀子さま「あ、拍手(お笑いになる)。何回でもしていますね」
 秋篠宮さま「うん」
 紀子さま「部屋では先ほど宮さまが話されました、厚紙で作られた本当に小さい子供向けの家の中で遊ぶことや、その中で隠れんぼしたり、いないいないばあなど、一緒にする遊びや…。ひとりで静かに、はめ込み箱でしょうか(秋篠宮さまに尋ねるように)」
 秋篠宮さま「うん」
 紀子さま「異なった大きさの箱が重なっているものを取り出したり、また戻したり、積み木を重ねたり崩したり、そんなことなどもするようになってきました。外のことについてお話ししますと、ずっと私が抱いておりますと、なかなか体力もいりますので、抱いたりするほかに乳母車で散策することもございます。以前は悠仁が乳母車に乗りますと、しばらくして揺られて気持ち良くなるのでしょうか、すぐ眠ってしまっておりました。けれども今は目を開けていることも多く、通り過ぎる風景を楽しんでいるように、大きい木が出てくると見上げたり、また下を向いて自分の影を見たり、また鳥のさえずりに気が付いて耳を傾けたりしております。私たちが押しているので、それも時々気になるようで、笑顔で振り向いてくれて声を出して話し掛けることもございます。長女の眞子が3歳のときに、生まれてきた佳子をかわいがって世話をしたように、佳子は食事から遊びまで悠仁の世話をよくしてくれます。眞子も佳子も、悠仁に優しいまなざしで接して、私たちが仕事をしているときや仕事で長く宮邸を留守にするときなども、悠仁が寂しくないように、それぞれ時間があるときに側にいてくれるので大変助かります」

 【2】両殿下の育児方針についても、お聞かせください。

 秋篠宮さま「私としましては、今一番は、元気に健やかに育ってくれるということを願っているわけですから、できるだけそのようにできるよう環境を整えたい。そういう風に思っております」
 紀子さま「娘たちのときと同じように、宮さまと相談をしながら、悠仁が心を豊かにはぐくみ、元気に安心して生活できるように心掛けて参りたいと思います」

【秋篠宮さま誕生日会見】質問(2)お子さま方を通じた交流は

 《質問2》両殿下にお伺いします。皇后さまは10月のお誕生日に寄せられた文書の中で、お孫さま同士のほほえましい交流について、つづられました。

 【1】皇太子ご一家と秋篠宮ご一家のお子さま方を通じた交流のエピソードを、お聞かせください。

 秋篠宮さま「例えば休日とか、散歩してたりしますと、皇太子家もちょうど散策中であったり、また、テニスをされていることもあると思いますし、そういうところで、時々会っていろいろ話をしたりしますけれども…。ひとつ印象に残ってるのは、この夏でしたね。うちのほうに、皇太子・同妃両殿下と愛子内親王と遊びに来られて、年齢的に近い、2番目の娘が特にそうなんですけれども、愛子内親王と遊んだり、触れ合う機会を楽しみにしているんですね。そのときは大変暑い日でしたけれども、子供たちが3人でかなりの長時間、屋外で楽しそうに走り回っていた。とても印象に残っております」
 紀子さま「幼稚園がお休みのときで、また学校が休みのとき、いま宮さまがお話しされましたように、ご都合のよろしいときに皇太子・同妃両殿下、そして敬宮さまが、ご一緒に宮邸へいらっしゃいます。敬宮さまは年齢の近い佳子、それから眞子と、動物のぬいぐるみやおもちゃなどで遊びましたり、その側では悠仁がうれしそうに過ごしております。また外では、さきほど夏とおっしゃいましたけれども、何回か、お庭にも出てお遊びに。敬宮さまは娘たちと一緒に元気に走り、中庭から楽しそうな声が響いてきました。暑いときにはやはり、水を飲み、また外に出てはという感じで過ごしておりましたけれども。楽しそうにしていました」
 秋篠宮さま「それから、愛子内親王も、自分より小さい悠仁のことをね。すごい、やっぱり、何ていうのかな、あれはね(紀子さまに尋ねられるように)」
 紀子さま「側にいらしてくださってね」
 秋篠宮さま「そう。そういう感じがありますね」
 紀子さま「心遣いをしてくださるようなところがございまして。また昨年の春でしょうか、敬宮さまが幼稚園に通園されて、幼稚園の遠足や運動会などさまざまな行事に参加されていらっしゃいますが、娘たちも同じ幼稚園に通園しており、同様の経験をしておりましたこともあり、また、皇太子・同妃両殿下と同じように私たちも親として参加、出席した行事もあるために、幼稚園の生活について、お話が皆で弾むこともございました」

 【2】両殿下に伺います。両陛下とご一緒されるときのご様子についてもお聞かせください。

 秋篠宮さま「時々、御所の方に家族皆で行くわけですけれども、両陛下と子供たちの会話を聞いていて、やはりそれぞれの関心事とか、年齢に合った話題というのが、多いように思います。それは旅行のことであったり、趣味のことであったり、学校のこともあるように思います。またそれに対して、いろいろな話をしてくださるわけなんですけれども、私など思いますに、子供たちと私たちというのはひとつの単位でいるわけですけれども、もう1世代前の、もうひとつ前の世代と触れるということはですね、娘たちにとってもそれだけ、より多くのことを知る機会になってるように思います。親が経験してないけれども、もうひとつ前の、両陛下の世代が経験したことを、話して頂けるわけですね。特に長女へは、自分たちが経験したことを知ってもらいたいというお気持ちが強いように私は思います。あれは数年前でしたでしょうかね。那須の御用邸に行ったときに、両陛下が、満蒙開拓に行った人たちが戻ってきて、那須の原野を切り開いてですね、そこに千振(ちふり)というところを作ったところを視察されたんですけれども、そのときに、上の娘も一緒に連れて行って。私も行きましたけれども、連れて行っていただいたんですね。そういうこともやはり、先ほどお話ししたようなですね、親よりもひとつ前の世代の経験というのを、知らせておきたいというお気持ちからだったのではないかという風に私は思います。悠仁についてはまだ…。御所に連れて行くと、にこにこしたり。でも何かをね、話したそうな素振りをしているという感じだと思います」
 紀子さま「少し、子供たちが小さいときのことを振り返ることになりますけれども、眞子と佳子は幼いときから、御所へ参内させていただきました折に、両陛下は優しい笑顔でいつもお迎えくださいました。幼い娘たちはうれしそうに両陛下に駆け寄り、ご一緒にお庭を散策したり、お部屋ではご用意くださいました絵本やおもちゃで、楽しく遊ばせていただきました。小さい悠仁も娘たちと同じように、お日さまが照らすような暖かさの中で、楽しく過ごさせていただいております」
 秋篠宮さま「安心できる場所っていう感じはね、ありますね」
 紀子さま「ほっとするような」
 秋篠宮さま「ほっとするような場所だと思います」
 紀子さま「娘たちは今はもう高校生、中学生になりまして、おもちゃで遊ぶようなことは非常に少なくなって参りました。が、それに代わって、先ほど宮さまがお話をされましたことと重なりますが、両陛下より歴史、文化や自然など、また時代時代の人々が経験してきた苦労、困難や喜びなど、折に触れて貴重な話を静かに伺わせていただき、また多くのことを学ばせていただく機会に恵まれております。娘たちが関心を持っていることをお話申し上げますと、ほほえみながらお聞きくださり、またその関心に関係のある資料、例えば本なども、その後でお見せくださいます。そのほかに学校の生活、例えば学校の行事ですと、にぎやかな運動会や文化祭についても子供たちがいきいきとお伝え申し上げますと、きっと紀宮さまが中学、高校のときに過ごされていたことを思いだされることもおありでいらっしゃると思いますが。そのようなことも静かにお聞きくださり、このように子供たちを優しくお見守りくださいますことを、深く感謝を申し上げます」
 秋篠宮さま「あと、最近はおもちゃじゃないけれども、クロスワードパズルとか、ねえ」
 紀子さま「けっこう難しいものにも、時間をかけて」
 秋篠宮さま「そういうこともありますね」
 紀子さま「一緒に楽しませていただくこともございます」

【秋篠宮さま誕生日会見】質問(3)夫婦円満の秘訣は
(IZA)

 《質問3》公務や子育てで多忙な毎日をお過ごしの中で、先月には、妃殿下が翻訳構成に携わられた絵本が出版されました。

 【1】殿下にお伺いします。公務をはじめとするさまざまな活動と家庭を両立される妃殿下に対し、殿下はどのようなことを気遣われていらっしゃいますか。

 秋篠宮さま「私は気遣っているつもりなんですけれどもね。なかなかそれを表現するのが上手でないところがあって、少し悪いな、という風に思うことも」
 紀子さま「伝わっております」
 秋篠宮さま「まあそうですね、公的な活動をするにせよ、それから家庭のことをするにせよ、無理しすぎないように気遣いながら、だけども、できるだけエンカレッジ(励ましを)するようにしております。しているつもりです、どうでしょうね」(紀子さまに尋ねられるように)
 紀子さま「ありがとうございます」

 【2】妃殿下にお伺いします。妃殿下が絵本に寄せられた思いをお聞かせください。

 紀子さま「昨年の夏に、世界のさまざまな動物の行動や生態を分かりやすく解説したコラムが加わりながら物語が展開していく新しい形の本に出合い、興味深く読ませていただきました。この動物の本のシリーズは8冊ございまして、翻訳の依頼に…。初めて翻訳することになると、費やすことのできる時間が限られておりますし、十分に翻訳をする役目を果たせるかどうか、心配になり、ずいぶん迷いました。そういう気持ちを宮さまにも申し上げましたところ、本の仕事に躊躇(ちゅうちょ)する私の背中をそっと押してくださいました。今の生活のリズムを保ちながら、日本の子供たちに、いろいろな地域の動物を分かりやすく語り掛ける良い機会になればと思い、お引き受け致しました。初めての翻訳には大きな不安もございましたが、動物学や児童文学のご専門の方々から貴重なご助言をいただき、編集、デザイン、印刷、本作りにはたくさんの方々が携わっていらっしゃいますけれども、多方面にわたる方々からの協力を得ながら、初めの2冊の本を出版することができました。出版する過程までご尽力いただきました関係の皆様に感謝しております。この絵本を通して、子供たちがさまざまな動物やその周囲の自然環境に関心を抱き、理解を一層深める機会になれば大変うれしゅうございます。これからも、公的な仕事と家庭の務めを大切にしつつ、続きのシリーズの本作りにかかわっていくことができればと願っております。さらに広く、世界の子供たち一人一人の命、母子の健康などにも思いを寄せながら、世界の動物の子供たちを扱ったこのシリーズの日本語版作成に、携わって参りたいと思います」

 【3】妃殿下にお伺いします。公務と家庭を両立するための工夫をお聞かせください。

 紀子さま「結婚してからいままで、家族の理解と協力を得ながら、公的な仕事と家庭の務めをできる限り果たせるよう努めて参りました。公的な仕事も家庭の務めもひとつひとつ丁寧にしようと思うと時間が足りなく、十分に役割を果たしているだろうかと考え、不安になることもあり、気が付いてみますと、何か心の余裕がなくなっていることも度々ございました。そのような中で、現在、仕事と家庭とを悩みながらも頑張ってされている方々と交流をしたり、困難な環境の中で、仕事と家庭、あるいは子育てを立派にされてきた女性の方々のお話を伺うことを通して、私自身、大きく強く励まされてきました。身近なところでは日々、宮さまや娘たち、友人や知人など、心のこもった言葉や冷静な助言、協力、また、ほかの周囲の方々に支えられ、今まで、公的な仕事と家庭の務めを続けてできましたことを感謝しております。これからも、今後、女性が家庭を持ちながら、子育てをしながら、仕事ができるような、あるいは出産育児で一時仕事を中断された方が復職できるような、そのような環境をもっと皆さんが理解していただけるように、また必要な支援が広がり、より良い環境が整っていきますことを願っております。私もいまなすべきことを見極めつつ、公的な仕事と家庭の務めとの良いバランスを保てるように努めて参りたいと思います」

 【4】両殿下にお伺いします。夫婦円満の秘訣(ひけつ)がございましたら、お聞かせください。

 秋篠宮さま「そうですね、私と家内は基本的に全く別の人間なわけですね。これは当然です。ということは、考えることも違う。まあ同じこともあるけれども、違うことも結構あると思います。それから私は、できるだけ、まあ両方ともですけれども、思ってることとか意見を伝えるようにしています。私から家内へもありますし、家内から私もあります。それによって、両方の一致した意見でまとまることもあれば口論になることもあるわけですね。でも、思っていることをきちんと伝えるということで、より理解が深まるのではないかなという風に感じております」
 紀子さま「私も夫婦円満の秘訣について、普段、あまり考えたことがございませんので、大変困っております。いま宮さまが話されましたように、お互いの意見、気持ちを伝え合う、というのは私も非常に大事だと思っておりまして、生活の中で話し合うことで理解を深めていることについて、少しお話をさせていただきたいと思います。今年も都内や地方で行われた行事に出席したり、また視察などがございましたが、宮さまとご一緒したものもいろいろとございます。また宮さまが総裁をしておられる日本動物園水族館協会、山科鳥類研究所など、団体の行事、私の場合には結核予防会の行事など、別々に仕事しているものもいろいろとございます。どのように忙しくても一緒に経験した仕事について話し合ったり、それぞれに仕事を終えた後、その仕事のことについて伝え合ったり、日常生活の小さな出来事を語り合うことを大切にして参りました。ここ数年は、宮さまと一緒に、散策を努めてしております。努めてというのは、私たち、どうしても運動不足になりますために、歩くことで体力がつきますし、健康にも良いのではないかと思っておりますほかに、散策をしながら、子供たちの様子、宮さまが大切に育てておられる植物のことや、月次(つきなみ)の、和歌でしょうか(秋篠宮さまに尋ねられるように)」
 秋篠宮さま「詠進する、ね。毎月ね」
 紀子さま「毎月ちょっと、詠んでおりますけれども、そういうことを話したりするなど、心和む一時を過ごしております。いまは悠仁を乳母車に乗せて御用地内の砂利道を、いろいろなところを歩いておりますが、坂道やでこぼこ道もいろいろとありまして、かなり体力が必要なところもありますために、私よりも力がある宮さまが代わりに押してくださったり、まあ悠仁もその散策の時間がうれしいようで、先ほど少し話しましたけれども、景色を見たり、私たちの方を見て話し掛けたり、笑顔を見せたりすることもあり、このような時間をとても充実してて、ありがたく思っております。これからも、先ほどお話をされましたように、お互いの意見、それが同じような時もあれば異なるときもあって、それをお互いのことを思いながら伝え合っていくこと、また幸いに娘たちも学校に行っておりまして、いろいろな宿題を持ち帰ることもあり、それを見ておりますと、私ももう少し勉強を、という気持ちにもなり、宮さまもそれを、サポートして支えてくださるので、宮さまがいろいろなことをお調べになったり、まとめたり調査をされたりするように、私自身も時間を見つけて、またいろんなことを学び、考え、学び合うことや、最後にはお互いを信頼し合う、そのような関係をこれからも大事にして参りたいと思います」

【秋篠宮さま誕生日会見】質問(4)マダガスカルご訪問では
(IZA)

 《質問4》殿下にお伺いします。殿下は今年、東京大学総合研究博物館の特任研究員に就任され、アジアの大学や研究機関との標本の相互貸し出しなどについて助言をされていると伺っています。また、この夏には眞子さまとともに、マダガスカルを訪問され、研究をさらに深められました。最近の研究活動や、マダガスカルの訪問で印象に残ったことをお聞かせください。

 秋篠宮さま「東京大学の総合研究博物館では、今年のはじめから特任研究員にしていただいて、月1回ぐらい行っているわけですけれども、来年の3月に総合研究博物館と山階鳥類研究所の両方が協力して企画展をする予定になっていますので、そのようなことの話し合いが頻繁に持たれています。私の研究についてですけれども、大きくというか、テーマとしては、私自身は家畜化というものに非常に興味があるわけですね。そのうちのひとつが、タイと日本と両方の研究者が共同して行っている鳥とヒトの多面的関係の研究ということがあります。これはいろんな分野の人が集まるわけですけれども、さまざまな家畜というのは人間が作ったものですから、常にそれ自体を、対象物自体をそれ単独で見てはいけないわけですね。さまざまな関係性の上で考えないといけないものですので、いろいろな視点から、どうして人間は鳥を家禽にしたのか。家禽にした後、どういう周りの文化や環境によっていろいろな種類ができてきたのか。そういうようなことをいま調べているところです。それがひとつありまして」
 「もうひとつは、私は葉山にある総合研究大学院大学の葉山高等研究センターの特任研究員でもあるわけですけども、そこでひとつ行っているのが、これは鳥に限らずそれ以外の動物も含めた家畜化ですね、家畜化をどういう風にモデルで表せるか。家畜化モデルの構築なんですけども、そういうのをまあ、先ほど話した鳥と同じような形で、いろいろな家畜についてどのようなモデルを構築できるか。そのふたつのことが主だったものであります。なかなかこういうものは結論がすぐ出るというものではなくて、時間がかかるでしょうし、それから鳥をひとつとっても、今、例えばタイと日本でやっている、北タイを中心に見るわけですけども、その周りの地域というのも見ていく、つまり伝播(でんぱ)というものがあると思います。その意味でマダガスカルは大切な場所だと思います」
 「アジアからニワトリが移動しています。ですので今回、マダガスカルに行ったのは、やはりそれを少し調べてみたいという気持ちも、資料を集めたいというのがありました。一方、マダガスカルに行く用事がいくつかあったんですけども、まあ非常に植物、動物とも固有種もあって、独特なところなわけですけれども、家畜も非常に面白いんですね。あの地域は主にこぶ牛です。ゼブーというこぶ牛なんですけども、以前からずっと気にかかっていたのが、毛色とか紋様のバリエーション。普通のいわゆるゼブーでない牛の毛色や紋様がゼブーの方でも見られるんですね。それがどうしてそのようなものができてきたのかというのが、果たしてヨーロッパから入ったものとの交雑がどれくらいあるのかとか、そういうのが非常に関心がありますし、これからもフォローしてみたいと思っております」
 「また植物についてもかなり長時間ドライブをしながら、有名なのはバオバブの木ですけれども、3種類ぐらいのバオバブの自生地が移動中に変わっていくわけですね。そのようなものや、植物が別に地理的なバリアが表面から見てるとあるわけではないんですけども、あるところから突如として違うものに、別の種類に変わるとか。そういうのはやっぱり順を追って見ていくことによって気が付く。教えてもらわないと、もちろん私などは分かりませんけれども、そういうことは大変、私にとって印象に残っております」

【秋篠宮さま誕生日会見】質問(5)皇室の方々の健康管理は
(IZA)

 《質問5》殿下にお伺いします。

 【1】この1年、皇后さまが3月に体調を崩され、6月には皇太子さまがポリープの切除手術を受けられるなど、皇族方の体調不良が相次ぎました。皇室の方々の健康管理について、どうあるべきとお考えでしょうか。

 秋篠宮さま「宮内庁には皇室医務主管というポストがあります。また、侍従職には侍医がいて、東宮職には東宮侍医がいる。ですから、例えば侍医がいるところ、つまり侍従職、東宮職については、やはり皇室医務主管のもと、その人たちが常に目配りをしていくことが大事だと思います。しかし一方、今度は私たちも含めて内廷外の皇族については、そういう人たちがいるわけではありませんね。また宮家によっても、それから個人個人、考え方が違うと思うんです。ですから、どういう体制であるべきということを私が言うのは非常に難しい、という風に思います」

 【2】殿下は、昨年の会見で両陛下のご負担について言及されましたが、今後の両陛下のお務めの軽減や、皇室の公務の分担のあり方についてお考えをお聞かせください。

 秋篠宮さま「公務の軽減ということについて言うと、いつもそういう話があったときに、私からもお話致しますけれども、どうしても天皇という立場でないとできないお仕事というのはあるわけで、それを例えば誰々が代わって、というのは難しいわけですね。分担、軽減というのは、考えていかなければいけないことではありますけれども。最近私が感じているのは、はたして私たちが、例を陛下にしますけれども、陛下のお仕事の全体量を把握しているのかどうか。さまざまな多岐にわたるお仕事があるわけですね。宮殿の中での色々な行事がありますし、それから都内や地方で行われる式典などの行事もありますし、海外の訪問もあります。総量として把握できているかというと、把握するのはなかなか自分でもできていないという印象です。例えば報道されるものについては、視覚的にいつも新聞などで読んで分かるわけですけれども、そうでないものも、それほど大きく出ないものもありますね。そういうものもあるので、私も少し調べてみようと思いまして。それでひとつ例を挙げると、秋の文化勲章をはじめとする勲章や褒章の関係です。11月初旬から、だいたい2週間ぐらいの間にどれくらい行われているか調べてみたんですけれども、その中には親授式や拝謁(はいえつ)とか、茶会とかあると思います。約2週間の間に28回あるわけですね。しかもその2週間の間には、今年の場合ですと地方へ、滋賀県ですけれども、行幸啓がある。4日間行ってます。それ以外に、日々のご公務であるとか、もろもろの行事がある以外の28回ですから、かなりの量だと私は思います。しかも宮殿の中の移動というのも、結構距離があるんですね。ひとつひとつの点で見る以上に、負担があるんではないかと思います。皇后陛下もやはり、そういう陛下のご負担というのを非常に気にかけておられ、やはり実際にどれぐらいの量があるんだろうということをいつも気にかけておられます。もちろん、年齢が上がるっていうことは負担を減らす必要があり、もっとゆっくりしていただく時間を増やす必要があるわけですけれども、お仕事の全体の量というのを、少しこれから私たちが把握していくように努めていきたいと思います」

【秋篠宮さま誕生日会見】質問(6)外国訪問は
(IZA)

 《関連質問》朝日新聞の岩井でございます。日頃から両殿下の公私ともの活動、大変充実しておられるようにお見受けしますけれども、それだけに宮家のスタッフも含めてなかなか大変だろうなと。私の経験からも子供が2人というのと3人以上というのはですね、まったく手間が違うだろうと。ずいぶん日々ですね、お忙しくしてらっしゃってると思うんですが。来年早々、インドネシアにいらっしゃることが内定していると伺っておりまして、それなりに重いご訪問になるのかと。そのへんどういうお気持ちでお受けになって、それからどんなお気持ちでこれから訪問へ向かっていこうとお考えになるか。そのへんのところを、よろしければ。

 秋篠宮さま「日本とインドネシアの50周年ということでやはり節目の年ですので、詳細についてはこれから宮内庁や外務省が詰めていくと思いますけども、やはりそういう大事なお仕事をいただいたときはですね、できるだけそれに応えたいという風に思っています。今の質問の趣旨は、さらに家庭のこともありますか」
 岩井記者「悠仁さまが生まれていらっしゃるということも含めた」
 秋篠宮「そのあたりになるとおそらくこちら(紀子さまを見られる)。私は昨年もその、悠仁が生まれてすぐにパラグアイに行ってしまいましたので。どうですか…(紀子さまに尋ねられるように)」
 紀子さま「海外への仕事と同時に家庭の子育てをどのように考えてるかということでしょうか。確かに子供が増えますとそれだけ、さらに体力が必要だと思いますけれども、1月のその訪問に向けて、ほかの外国訪問でもしておりましたが、宮さまと私はその国のことを十分に理解できるように関係者の方からお話を伺いましたり、自分たちで本を読みながら、いい日程であるように思いながら、その日を迎えることになりますが、今までの海外での仕事で、長期にわたって1週間、2週間出かけたものもございまして、特に子供たちが小さいとき、眞子が1歳過ぎたときにも…」
 秋篠宮さま「そうですね」
 紀子さま「どのぐらい(秋篠宮さまに尋ねられるように)」
 秋篠宮さま「1歳…、ちょうど1歳ぐらいのときですかね」
 紀子さま「長期にわたって出かけまして、そのときは、母親としていろいろな思いを持ちながらもなんとか…」
 秋篠宮さま「周りの人にやっぱり、ずいぶんそれはサポートしてもらってそれができるわけですね」
 紀子さま「今回は、先ほど悠仁のことについてお話しされてましたけれども、周りでサポートを、私が留守にしているときに、また仕事をしているときに、助けてくれる人とともに、身近なところで、娘たちができる限り側で一緒に遊んだり、過ごしたりすることは、家族が大きいからこそ、可能なことだと思いますので、この機会に娘たちにしっかりといろいろなことを頼んで、仕事に専念できるようにしたいと思っております」
(終わり)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/koushitsu/106867/


金大中事件、警察庁が韓国に捜査協力要請…容疑者聴取など 

金大中事件、警察庁が韓国に捜査協力要請…容疑者聴取など
(読売新聞)

 1973年8月の金大中(キム・デジュン)氏拉致事件で、警察庁は29日、日韓刑事共助条約に基づき、韓国捜査当局に捜査協力を要請する手続きに入った。

 韓国政府の「過去事件の真相究明委員会」が先月24日、当時の韓国情報機関「中央情報部」(KCIA)による組織的犯行と結論付けた調査報告書を公表したことを受け、警視庁が容疑者と断定している韓国大使館の金東雲(キム・ドンウン)・1等書記官(当時)の事情聴取や証拠類の提供を求める。

 警察庁によると、具体的な要請内容は、〈1〉金大中氏や、拉致現場の東京都内のホテルに指紋を残していた金1等書記官ら関係者の事情聴取〈2〉韓国捜査当局が作成した供述調書や、KCIAと在日韓国大使館との間で当時やり取りされた電報の提供――など。大阪から貨物船に乗せられた金氏が到着した上陸地点や、ソウル市内の監禁場所などの特定と実況見分、貨物船の証拠保全も含まれている。

 日韓捜査当局が外交ルートを通さずに直接、犯罪捜査の協力を求めることができる同条約が今年1月に発効したことを踏まえ、金1等書記官に対する逮捕監禁容疑などを根拠に、韓国法務省に要請する。

 拉致事件は、金1等書記官の帰国で時効が停止しているが、日韓政府による政治決着を受け、警視庁の捜査も事実上停止している。韓国側の対応を踏まえ、警視庁は捜査を再開させるかどうかを検討するが、同条約は、政治犯罪に関連する場合などは要請を拒否できると規定していることから、捜査の進展に結び付くかどうかは不透明な状況だ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071129i103.htm


日本人置き去り成り済まし入国・・・無謀手口も見極め困難 日中にブローカー組織か 

日本人置き去り成り済まし入国
無謀手口も見極め困難 日中にブローカー組織か
(千葉日報)

 中国籍の女が日本人女性のパスポートをだまし取って中国に置き去りにし、入れ替わりに顔の似た中国人の女を成田空港から不法入国させていた事件が明らかになった。一見無謀な手口だが、入国審査を行う東京入管成田空港支局は「女性の場合、髪型や化粧を似せれば判別しづらい」と見極めの困難さを明かす。県警は日中両国にブローカーがおり、組織的に同様の手口を繰り返していたとみて全容解明を急いでいる。

 同事件で入れ替わり入国を手引きしたとされる中国籍の李惠娟被告(44)=旅券法違反の罪で起訴=は「仕事を手伝ってほしい」と知人の日本人女性三人を誘い、今年四月三日、一緒に成田空港から中国山東省の青島空港へ向かった。

 李被告は青島市内のホテルで三人からパスポートを預かり姿を消すと、二日後、パスポート写真と顔が似ている中国人の女三人を連れて帰国。一方、置き去りにされた日本人女性三人は北京の日本大使館に助けを求めた。

 県警は、二日間で“入れ替え”が完了していることなどから、中国側のブローカーがあらかじめ密航希望者を用意していたとみている。李被告は一九八八年に来日後、一度オーバーステイで強制送還されたが、二〇〇四年に偽造旅券で再来日していた。

◆入国審査パス
  
 成田空港に降り立った中国人の女三人は入国審査をパスした。東京入管成田空港支局は「厳しく審査しているが、女性の場合、髪形や化粧を似せれば通過はありえる。日本人と思っている相手に『中国人ですか』とは聞けない…」と話す。
 今月二十日、入国審査で指紋と顔写真の提供を義務付ける改正入管難民法が施行されたが、“日本人”は対象外。この手口では、密航者たちがブラックリストと照合されずに入国してしまう恐れがある。

◆密航費は数百万か

 県警によると、李被告の不正な出入国回数は二〇〇四年以降、少なくとも十二回に及ぶ。今年一月にも日本人女性を香港に置き去りにし、米国ホノルル空港で中国人の女と一緒に上陸拒否されたことが確認されており、同様の手口で不法入国援助が繰り返されてきた可能性は高い。

 この中国人の女は成田空港経由で中国に強制送還されており、途中、東京入管職員に「ブローカーに数百万円払った」などと話したという。

 県警は、国内には就労先のあっせんブローカーがいるとみて詳しく調べているが、不法入国援助や不法就労助長で摘発するには、密航者の特定が必要。日本人に成り済まし、四月に不法入国した中国人の女三人の行方は依然不明だ。

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/society_kiji.php?i=nesp1195967705


5人に「前歴」強制退去へ 指紋+顔写真の新入国審査 

5人に「前歴」強制退去へ 指紋+顔写真の新入国審査
(IZA)

 16歳以上の外国人に入国審査で指紋、顔写真の提供を義務付ける新制度の運用が20日始まり、法務省によると、計5人の指紋が、過去に強制退去となって来日が許可されていない人物のデータベースと一致した。 うち3人は偽造・変造パスポートを使用したとみられ、強制退去の手続きに入った。残る2人にも退去命令が出される見通し。 指紋や顔写真の提供を拒んで入国拒否となった外国人はいなかった。

 法務省はまた、この日帯広、成田、中部国際、福岡の4空港と博多港で、計21人の指紋がスキャナーで読み取れなかったと発表。高齢で指紋がすり減るなどしたのが理由とみられるという。

 この21人は口頭での審査を経て入国。同省は「省令などに基づき、指紋が読み取れない場合でも入国審査手続きを進めることができる」としている。

 不具合で使用できなかった指紋読み取り装置は伏木富山港の1台だけ。法務省入管局は「一時的なトラブルで審査時間が延びたケースがあったことは反省すべきだが、大きな混乱はなく順調な滑り出し」としている。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/worldnews/105043/


中国製「クレヨンしんちゃん」ぬいぐるみに鉛、自主回収へ 

中国製「クレヨンしんちゃん」ぬいぐるみに鉛、自主回収へ
(読売新聞)

 玩具(がんぐ)大手バンダイナムコホールディングスの子会社バンプレストは20日、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」をかたどった中国製ぬいぐるみの塗料から基準を上回る鉛が検出されたため、自主回収すると発表した。

 対象は、埼玉県春日部市の娯楽施設「しんちゃんシネマスタジオ」で、5日から15日まで、クレーンゲームの景品などとして販売されていた「監督しんちゃんぬいぐるみ」で、数は3298個。同社の子会社が製造した。

 バンプレストによると、日本玩具協会に安全基準に適合することを示すSTマークを申請した段階で同マークをつけて売っていた。15日に不合格通知を受けたという。

 同協会によると、検査申請段階でSTマークを付けて販売し、その後に不合格になる例は年間1〜2件発覚しているという。

 問い合わせは、バンプレスト(0120・252・741)まで。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071120i314.htm


外国人船員の失跡続発、国交省と水産庁が再発防止策発表 

外国人船員の失跡続発、国交省と水産庁が再発防止策発表
(読売新聞)

 入国の許可が簡素化される「マルシップ方式」の近海マグロ船から、外国人船員が相次いで失跡している事態を受け、国土交通省と水産庁は20日、船を所有する会社から事前に提出される書類のチェック強化など、再発防止策を発表した。

 両省庁は今後、船会社に対する聴取や書類審査の際、漁船に乗り込む外国人がどこの会社から派遣されるかも確認。それまでに失跡者を出すなど問題がある会社から派遣された外国人は乗せないよう指導する。

 さらに両省庁は、法務省、警察庁、海上保安庁に対し、失跡者を手引きするブローカーに関する情報を共有化するよう要請。漁業団体にも、寄港地での監視・巡回強化などを求めた。

 マルシップ方式の近海マグロ漁船をめぐっては、2003年以降、国内の寄港地でインドネシア人などの外国人船員計116人が失跡している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071120i313.htm


英語指導の米国人助手が大麻所持…茨城 

英語指導の米国人助手が大麻所持…茨城
(ZAKZAK)

 茨城県警鹿嶋署は20日、大麻取締法違反(所持)の現行犯で、米国人の外国語指導助手、エイドリアン・パンジャノン容疑者(25)を逮捕した。「自分で使用するために持っていた」と容疑を認めている。

 調べでは、同容疑者は20日午後、自宅の押し入れに乾燥大麻約11グラムを隠し持っていた疑い。

 同容疑者は昨年8月に来日し、神栖市の中学校1校と小学校2校で英語を教えていた

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007112122_all.html


中国産ふぐを国内産と表示、名古屋の鈴波が自主回収 

中国産ふぐを国内産と表示、名古屋の鈴波が自主回収
(読売新聞)

 魚加工品販売の鈴波(名古屋市中区)は20日、「魚介味淋(みりん)粕(かす)漬『ふぐ』」(840円)について、「中国」とすべき原料原産地を「国内産」と誤って表示していたと発表した。

 添加物(1種類)も記載していなかったとして、該当商品を自主回収する。

 昨年10月に原料原産地の表示が法律で義務化された際、フグの仕入れ先に原産地の確認をせずに国内産と表示していた。添加物の記載も数年間、漏れていた。今月9日までの1年間に、愛知、東京、千葉、神奈川の1都3県の直営店や百貨店の計16か所で約3万9700袋を販売した。

 相次ぐ食品会社の不祥事を受けた自主的な点検で判明した。同社は「品質に問題はない」としているが、今後は「仕入れ先から原産地証明書を随時取り寄せるなど、管理体制を強化する」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071120ic26.htm


「パリ圧倒」に海外メディア驚き ミシュラン東京版に反響 

東京版「3つ星」8店…ミシュラン、初めて日本を対象格付け
(SANSPO)

 レストランやホテルの格付け本として世界的権威を誇る「ミシュランガイド」東京版の概要が19日、発表された。最高評価に当たる「3つ星」には、すし店2店を含め日本料理で5店、フランス料理3店の計8店が選ばれた。

 日本を対象とした同ガイド発行は初めて。パリやロンドン、ニューヨークなど計20種類のガイドがあるが、3つ星8店はパリの10店に次いで多くなった。日本料理店が3つ星を獲得するのも初。

 同ガイド総責任者のジャン=リュック・ナレ氏は都内での会見で「日本では食は文化。食材の質の高さや料理の技法に驚きの連続だった。東京は世界に輝く美食の都市だ」と称賛した。

 東京23区内の約1500店を対象に1年半かけて調査。1900年創刊の同ガイドは覆面調査員の厳しい評価で知られるが、東京では2つ星25店、1つ星117店を含め世界最多の計150店が星を獲得。6割以上が天ぷらやふぐ、鉄板焼きなど日本料理だった。

 「ミシュランガイド東京 2008」は22日発売で2310円。


◆料理評論家、山本益博さん
「星を取った店が、想像を絶するぐらい多い。世界のどの都市よりも多くの調査員が手分けし、十何人も来た時期があったという。そのとき、東京がパリ、ニューヨークなどよりバラエティー豊かで、レベルが高いと気付いたのだろう。平均値が高く、傑出した店を見つけるのが難しい中、8店が3つ星なのに本当に驚いた」

http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200711/sha2007112000.html


「パリ圧倒」に海外メディア驚き ミシュラン東京版に反響
(SANSPO)

 東京がパリの2倍の星を獲得した−。フランスで最も権威があるレストランのガイド本「ミシュラン」が19日発表した東京版の概要を、フランスや英米のメディアは驚きを持って伝えた。

 「東京は美食の都の地位からパリを引きずり降ろした」(AP通信)、「パリもニューヨークもローマも忘れてしまえ。グルメの本場は東京なのだ」(ロイター通信)。東京のレストランが獲得した星の数がミシュランのひざ元パリを大きく上回ったことに、海外メディアは敏感に反応した。

 ミシュラン東京版は東京の飲食店150店に計191個の星をつけた。一方、フランス公共ラジオによると、パリのレストランが保有する星の総数は97個(パリ郊外を除く)、ニューヨークは54個にとどまる。ミシュランの評価に従えば、パリやニューヨークは美食の層の厚さにおいて東京にかなわないことになる。

 ただパリは、頂点の3つ星レストランの数でかろうじて東京を抑え、体面を保った。フランスの3つ星レストラン26店のうち、10店がパリに集中しているのに対し、東京版の3つ星店は8店だった。(共同)

http://www.sanspo.com/sokuho/071120/sokuho005.html


外国人の指紋採取始まる 全国の空港、港で 

外国人の指紋採取始まる 全国の空港、港で
(産経)

 16歳以上の外国人を対象に、入国審査で指紋と顔写真の提供を義務付ける改正入管難民法が20日施行され、全国の27空港と126の港で運用が始まった。

 入国時に「生体情報」を採取するシステムの導入は米国に次いで2番目。政府はテロ対策を理由に掲げているが、日弁連などは「犯罪捜査に際限なく利用される恐れがある」として見直しを求めている。

 この日入国の外国人は、パスポートや出入国記録カードを提出した後、入国審査官の案内で両手の人さし指をスキャナーに当て、顔写真を撮影。

 採取された生体情報は、過去に強制退去処分を受けた外国人のほか、国際刑事警察機構(ICPO)や日本の警察による指名手配者など、計80万〜90万件の生体情報データベースとその場で照合される。

 日本人や特別永住者らが事前に指紋を登録し、指紋照合だけで出入国できる「自動化ゲート」も20日、成田空港で先行導入された。

http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/071120/sty0711200841001-n1.htm


米軍基地の日本人従業員組合、16年ぶり全国ストへ 

米軍基地の日本人従業員組合、16年ぶり全国ストへ
(読売新聞)

 米軍基地の日本人従業員らで作る「全駐留軍労働組合」(全駐労)は16日、防衛省が提案している日本人従業員の給与・手当の減額に反対し、21日に4時間の時限ストを行うことを決めた。全国ストは16年ぶりとなる。

 防衛省の提案は、国家公務員と同等の基本給に10%上乗せしている格差給(約72億円)と語学手当(約3億円)の廃止、さらに国家公務員に比べて36%高いとされる退職金の引き下げ(約21億円)などだ。

 格差給と語学手当は、新規採用者は完全廃止し、在職者に関しては緩和措置として、2008年3月末時点の基本給、格差給、語学手当の合計額を基準に、同年4月以降も合計額と基本給の差額を支給するとしている。

 これに対し、全駐労は新規採用者の完全廃止は応じるとしているが、在職者の格差給は額を固定して支給し続けるよう求めている。

 日本人従業員は現在、全国で約2万5400人。防衛省と雇用契約を結び、基本給や各種手当は、日米地位協定や特別協定に基づき日本側が負担している。


一刻も早い救出を 横田めぐみさん拉致から30年 

一刻も早い救出を めぐみさん拉致から30年
(IZA)

 あの日から、30年−。昭和52年11月15日、新潟市で中学1年生だった横田めぐみさん=当時(13)=が下校途中、北朝鮮の工作員に拉致されてから、あす15日で丸30年を迎える。政府が北朝鮮による拉致と認定してから10年、北朝鮮の金正日総書記が拉致を認めて謝罪してから5年が過ぎても、日本はいまだめぐみさんを取り戻せていない。当時の同級生や恩師、捜査員らは30年の歳月の重さをかみしめながら、「一刻も早い救出を」と念じ続けている。(永岡栄治)

 「横田さん一家は、私を家族のように大事に思ってくれている。だから私も家族の一員として、一生あきらめることはできない。必ず取り返すことができると信じている」

 事件発生時、管内の新潟中央署松波町交番に勤務していた山田秀雄さん(53)=仮名=は、そう切々と訴える。

 事件の2カ月前、巡回連絡でめぐみさんの自宅を訪れ、母親の早紀江さん(71)に会った。「明るい笑顔が印象的なお母さんでした」。

 めぐみさんが行方不明となってから訪問は控えていた。年明けに早紀江さんと会い、その憔悴(しようすい)ぶりに衝撃を受けた。「今でも、あの顔は忘れられない。あのやつれた姿を見れば、人間であれば何とか助けてあげたいと思うはずですよ」。山田さんは横田さん宅を月に1回、訪問することを決めた。

 「めぐみさんは必ず生きている。お母さんが信じてあげなくてどうするんですか」。そう励まし続けた。

 山田さんが逆に励まされることもあった。「『お前は非行少年に情をかけすぎる』と先輩に言われ、警察官を続けられるかどうか悩んでいた」。悩みを打ち明けると、早紀江さんは「そういう警察官がいてほしい。あなたが一番警察官に向いている。頑張りなさい」と激励した。その一言が、警察官を続ける原動力となった。

 「山田君」「お母さん」と呼び合い、横田さん一家が新潟を離れた後も、警察官の立場を超えた交流が続く。山田さんはめぐみさんの帰国を、「家族の一員」として待ち続けている。

                         ◇

 当時、新潟中央署長を務めた松本瀧雄さん(83)は「めぐみさんは近くの海岸から拉致されたのではなく、車で遠くの海岸に運ばれたのではないか」と推測する。新潟海上保安部などが警戒する新潟市沿岸は、工作員にとって危険が大きすぎるとの理由からだ。

 松本さんは昭和45、46年に外事課長を務め、山形県境から侵入した北朝鮮工作員の逮捕に成功した。だが、めぐみさんの事件が北朝鮮による犯行とは当時は思いもよらなかった。捜査を指揮した当時の刑事官は昨年、鬼籍に入った。松本さんは「彼もめぐみさんの安否をずっと気にしていた。忘れようにも忘れられない事件」とつぶやいた。

 駆け出し時代に捜索に出動した県警の小幡政行外事課長(53)は「捜査に携わった先輩方の思いを背中に感じ、できることをすべてやっていく」と力を込める。

                         ◇

 《めぐみさん 今 どこにいますか/みんなの呼ぶ声 聞こえますか/早くお帰り 早くお帰り/この父の腕に この母の胸に》

 この「とどいて めぐみさんへ」を作詞作曲したのは、ピアノ・声楽教師の斎藤邦さん(75)だ。新潟小学校教諭時代、めぐみさんに音楽を教えた。

 「めぐみさんは歌が好きで、声がきれいだった。謝恩会でシューマンの合唱曲『流浪の民』を披露することを決め、ソプラノ独唱を任せたら、6年生とは思えないぐらい上手に歌った」。今もその歌声はテープに残り、聞く人の涙を誘う。

 斎藤さんは平成9年、めぐみさんの救出を訴える第1回県民集会に向けて「とどいて めぐみさんへ」を作った。「詩をまとめるのに3カ月かかった。1行書くと、涙が出てきて、その後が続かなくて。つらかった」と振り返る。

 斎藤さんは最近、拉致問題の風化を懸念する。「うちの子じゃなくて良かったという考えはいけない。同じ日本人として苦しみを共有しないと」。その思いを込めて、歌い続けている。

 めぐみさんの同級生、佐藤容子さん(43)=新潟市=は、北朝鮮による拉致が判明してから毎朝晩、十字架を手にして祈りをささげている。

 「めぐみちゃんが心も体も健康で生き続けていますように。そして、早く帰ってこられますように。ご両親の心の苦しみが取り除かれて長生きできますように」

 30年の歳月を経た今も、当時の関係者はめぐみさんの事件を鉛のように背負って生きている。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/101614/


めぐみさん拉致30年 県警が情報提供呼びかけ
(IZA)

 昭和52年11月15日夕に新潟市で、中学1年生の横田めぐみさん=当時(13)=が下校途中に北朝鮮工作員に拉致されてから丸30年を迎えた15日、新潟県警は事件後初めて、JR新潟駅前や拉致現場周辺で、市民に情報提供を呼びかけるチラシを配った。

 新潟駅前では署員15人が午前7時半から、めぐみさんの写真や、県内で起きた拉致の実行犯として国際手配している工作員4人の似顔絵が入ったチラシ1000部を出勤途中の人に配った。この後、同市中央区水道町の拉致現場周辺の300世帯を署員15人で訪れ、チラシを手渡して情報提供を呼びかけた。

 小幡政行県警外事課長は「30年たった今だから話せることもあると思う。ささいなことでも情報を寄せてほしい」と呼びかけている。

 チラシを受け取った加茂市岡ノ町の会社員、佐々木徳男さん(55)は「事件当時は近くに住んでいたので衝撃的だった。政府は日本全体の問題として取り組み、早く解決してほしい」と話した。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/102022/


【主張】横田さん拉致30年 現在も続く「北のテロ」だ
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 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから丸30年が経過した。当時、中学生だっためぐみさんはバドミントンの練習を終えて帰宅途中、北の工作員に連れ去られた。何の落ち度もない少女を拉致した北の非道さと主権侵害行為に、改めて強い憤りを覚える。

 めぐみさんが拉致された昭和52年には、久米裕さんや松本京子さんも北に拉致され、翌53年は、田口八重子さんや市川修一さん、増元るみ子さんらが拉致された。北による日本人拉致が集中した時期である。

 当時の日本政府は北の国家犯罪に気づかず、拉致問題は長年にわたって放置されてきた。昭和63年、大韓航空機を爆破した北の女性工作員の供述で、拉致された日本人女性の存在が明らかになってからも総じて日本政府の反応は鈍く、拉致問題への本格的な取り組みは小泉純一郎政権からだった。

 北のテロに対する歴代政権の認識の甘さが拉致問題の解決を遅らせる一因になったことは否定できない。

 現在は、拉致被害者の救出を求める家族会の懸命の訴えや世論の高まりもあって、政府や多くの国会議員が拉致問題を最重要課題と位置づけるようになっている。14日の参院本会議では、北の核実験と拉致問題での不誠実な対応に対する日本独自の経済制裁の半年間延長が、共産、社民両党を除く与野党の圧倒的多数で承認された。

 懸念されるのは、テロに対して厳しい姿勢を示してきた米政府内で、北をテロ支援国家の指定リストから外そうという動きが強まっていることだ。米国務省は、北のテロ支援国家指定解除と日本人拉致問題は「厳密に関連するものではない」としている。

 しかし、めぐみさんをはじめ多くの被害者はまだ、北に拉致されたまま、日本への帰国を果たしていない。日本にとって、拉致は現在も続いている北のテロなのである。拉致への朝鮮総連の関与も十分に解明されていない。

 拉致被害者家族会のメンバーらは訪米し、米政府が指定解除しないよう働きかけている。

 16日にブッシュ大統領との初の首脳会談に臨む福田康夫首相は、拉致問題の進展がない限り、北のテロ支援国家指定解除に反対だという日本の立場をはっきり伝えるべきである。

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【正論】西岡力 拉致被害者の救出に譲歩なし
(IZA)

 ■横田めぐみさん拉致30年で再確認

 ≪この10年の活動を振り返る≫

 15日で、横田めぐみさん(当時13歳)が新潟の自宅近くから北朝鮮に拉致され30年になった。北朝鮮の日本人拉致は昭和30年代からあったことが判明しているが、政府と国民は長い間、被害者を助けようとしなかった。救出運動は平成9年、めぐみさんの拉致情報が表に出たことを契機に本格的に始まり、平成14年9月、北朝鮮の金正日が拉致を認め、被害者のうち5人が帰国する成果を上げた。だが100人程度とも推測される日本人の拉致被害者のうち、いまだ5人しか救出できていないという厳しい現実がある。

 この10年の救出運動は次の3つの時期に区分できる。

 「第1期・金正日が日本人拉致を認めるまで(平成9〜14年)」、この時期の目標は、「日本国民が拉致されているという事実を広く国民に知らせ、『政府は救出に動け』『拉致問題を国政の最優先課題とせよ』という世論を盛り上げる」ことであった。

 「第2期・政府の拉致対策本部設置まで(平成15〜18年)」、3つの目標を持って運動を進めた。第1に「めぐみさんたちは生きている」とのスローガンの下に、北朝鮮側の「拉致したのは13人だけ」「8人は死亡」「5人の帰国で拉致は解決した」との新たな宣伝と戦う。第2に、日本政府に経済制裁の発動を求め、第3に「拉致はテロ」との立場から、国際連携の強化をはかった。

 「第3期・拉致対策本部設置後の活動」、平成18年9月発足した安倍晋三内閣は総理を本部長とし、全閣僚が参加する拉致問題対策本部を設置した。官房長官が拉致担当大臣、中山恭子氏が拉致担当首相補佐官に就任した。「拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化なし」「対話と圧力」という原則を再確認した上で、次の6項目の対応方針を決定した。

 ≪新政権でも重要な対応方針≫

 これは福田政権においても引き継がれている方針である。

 (1)全拉致被害者の安全確保と即時帰国、真相究明、実行犯引き渡しを要求(2)人道支援停止、制裁発動を確認し、更なる(制裁)措置を検討(3)厳格な法執行を引き続き実施(4)情報の集約・分析と世論の啓発強化(5)「特定失踪(しっそう)者」など拉致の可能性を排除できない事案の捜査・調査推進(6)国際的な協調強化。

 北朝鮮をめぐる6カ国協議が米朝の融和ムードの中で進んでいた今年2月、政府は「拉致の進展無くして核問題への見返りのエネルギー支援なし」との外交方針を決定した。その後、拉致問題の解決とは「被害者全員帰国、真相究明、実行犯引き渡しの実現」であり、拉致問題の進展とは「拉致問題を解決するという日朝双方の共通認識があり、その前提で北朝鮮が具体的な行動をとること」との政府見解の定義を明確にした。

 9月に安倍総理が辞任し、福田政権が発足したが、拉致問題対策本部の体制はそのまま引き継がれ、中山拉致担当首相補佐官も再任された。

 北朝鮮はいま核の廃棄作業を進めるふりをしつつ米朝関係改善をうたい、日本の孤立を狙う宣伝を展開しながら、米国にテロ支援国家指定解除を求めている。日本国内でも、一部の与野党議員や大手マスコミが「強硬一辺倒では…」と、拉致進展なしでの対北支援参加を主張している。

 ≪危機の裏にはチャンスが≫

 福田内閣は、前内閣が決めた見解の定義を維持して拉致が進展しない限り一切の北への支援を行わず、時機を見て追加制裁を行い、日米同盟をより強化しつつ米国のテロ支援国家指定解除を防がなければならない。幸いなことに、9月には米議会下院に日本人拉致被害者の帰国を指定解除の条件として明記した法案が提出された。

 今週には、日本から平沼赳夫拉致議連会長を団長に、国会議員7人と拉致家族、私を含む支援団体役員の訪米団がワシントンに入り、法案提出議員やヒル国務次官補らに拉致というテロ行為にともに戦うことを求める予定だ。

 危機の裏にはチャンスがある。わが国としては「拉致被害者全員の救出は絶対に譲歩できない」という姿勢を堅持することだ。そうすれば米国や中国、韓国が北朝鮮に対して、日本の資金を得て交渉をまとめるために拉致で譲歩せよと迫る構図が出てくるかもしれない。

 国民運動とは、重い鉄の玉を押して坂道を上り続けることに似ている。私たちは10年間、精魂込めて坂道を上ってきた。見上げると、頂上が見えてきた。最後の胸突き八丁は苦しいが、「13歳の娘をさらって30年も両親に会わせない悪は許さない」という信念で、戦い続けたい。(にしおか つとむ=東京基督教大学教授)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/101864/


都心で初の北方領土返還要求行進 12月1日に 

都心で初の北方領土返還要求行進 12月1日に
(IZA)

 銀座や有楽町など東京の中心部を12月1日に行進し、北方領土返還を訴える計画が進んでいる。北方4島に近い北海道根室市など1市4町が主催するもので、国会や官庁が集中する日本政治の中枢部にこれほど近い場所で返還要求行進が行われるのは初めて。長谷川俊輔・根室市長は、「来年は北方領土を行政区とする北海道でサミット(主要国首脳会議)が開催される。行進を機に返還に向けた世論を喚起したい」と話している。

 根室市など1市4町で組織する協議会は、「北方領土の日」の前日に当たる今年2月6日、東京・西新宿で初めての返還要求行進を行い、根室市の住民ら約100人が参加した。今回はそれに次いで2度目となる。

 行進が行われる12月1日は、いわば北方領土返還運動の「原点」ともいえる日だ。北方領土が不法占拠された昭和20年(1945年)のこの日、当時の根室町長がマッカーサー連合国軍最高司令官に、4島の返還を求める陳情を書き記したからだ。

 予定では、行進は銀座1丁目の水谷橋公園を正午に出発、数寄屋橋交差点などをへて日比谷公園までの約2キロを約40分かけて進む。土曜日の午後の銀座周辺とあって、国会議員や中央官庁職員を含む多くの人に訴えが浸透することを関係者は期待している。

 国後(くなしり)、択捉(えとろふ)、歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)の4島をソ連が不法に占拠してから60年以上が過ぎたが、後継国ロシアが4島を返還する兆しはない。そればかりか、石油・ガスなど豊富な地下資源を背景に経済成長を遂げるプーチン政権は、強固な政権基盤の下で領土問題を置き去りにする姿勢を見せている。

 12月に下院選、来春には大統領選を控えるロシア政界は選挙ムード一色に染まり、早期の領土問題解決が難しいのは間違いない。とはいえ、いわゆる「2島返還論」に加えて「面積折半論」といった妥協案まで語られる日本側の足並みの乱れが、問題解決に消極的なロシア側に有利に作用している事実も見逃せない。

 4島に居住していた元島民1万7291人のうち約54%がすでに死去し、生存者の平均年齢も74歳を超えた。長谷川市長は「あと10年もしたら、元島民の方々はみな他界してしまう」と危機感を口にするとともに、「北海道と他の地域の、この問題に対する温度差も感じる」とも話し、これまで通りに4島返還を求め続ける姿勢が重要だと強調した。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/101750/


裁判員制度:日弁連のお膝元で反対集会「被告の権利侵害」 

裁判員制度:日弁連のお膝元で反対集会「被告の権利侵害」
(毎日新聞)

 「見えた! 裁判員制度の崩壊」と題した市民集会が13日、東京・霞が関の弁護士会館の集会場「クレオ」であった。北海道から山口まで全国各地で反対運動をしている市民団体の代表ら約300人が参加した。

 裁判員制度に反対する弁護士や学者、ジャーナリストらが呼びかけ人を務めるグループ「裁判員制度はいらない! 大運動」の主催。集会では、九州大の内田博文教授(刑事法)が「自白を得るため簡単には保釈しない『人質司法』など冤罪(えんざい)を生む仕組みは変わっておらず、裁判員が誤判や冤罪に加担する可能性もある」などと講演。長期化している刑事裁判の被告が「法廷で争う権利を閉ざす裁判員制度はいらない」と発言するなど、参加者からも反対の声が上がった。

 裁判員制度を推進する日本弁護士連合会が入る同会館での反対派集会は異例。「大運動」は08年4月にもクレオで、同6月には日比谷公会堂で集会を開くほか、裁判員法廃止を求める国会請願の署名集めも計画している。裁判員制度を巡っては「大運動」メンバー以外の弁護士や元裁判官にも「憲法が保障する被告人の権利を侵害する」との反対論が根強くある。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071114k0000m040158000c.html


【やばいぞ日本】第4部 忘れてしまったもの(8) 

【やばいぞ日本】第4部 忘れてしまったもの(8)
(産経)

 ■「日本人、恥ずかしい…」

 旧日本軍の“残虐行為”をアピールする中国の南京大虐殺記念館の一隅に、多数の千羽鶴が飾られているコーナーがある。日本から修学旅行で訪れた高校生らが贈ったものだ。

 見学した高校生はどう感じたのだろうか。鹿児島の県立高校生は、同館を訪れた感想文をこうつづった。

 「日本人が中国人にどれだけひどいことをしたのかがよく分かりました。どのパネルも悲惨なものばかりで目を覆いたくなりました。特に山積の死体の写真や日本兵が首を切ろうとする直前の写真が印象に残りました。同じ日本人として、絶対に許されるものではなく、とても恥ずかしく思いました」

 別の生徒はこう書いた。

 「あまりにも無惨(むざん)な写真を1枚1枚見ていくごとに、涙があふれでていた。私と同じ日本人が、中国人に対して人間のすることじゃないことをしていたなんて。私は彼らと同じ日本人であることが恥ずかしかった。それに、あんなひどいことをした私たち日本人に対して、優しく接してくれる中国人の偉大さに驚いた」

 このように見学した生徒の大半は、日本人であることを「恥ずかしく思う」と記した。

 円高で海外旅行が身近になった1990年代以降、修学旅行先に中国や韓国を選ぶ学校が急増した。文部科学省によると昨年度に中韓を訪れた中学は28校(2149人)、高校は324校(4万309人)に上る。中には南京大虐殺記念館や盧溝橋抗日戦争記念館などの反日プロパガンダ施設をコースに含む学校も。文科省が以前、高校8校を抽出してコースを調べたところ、うち2校が反日施設を見学していた。

 1999年には、卒業式の国旗国歌問題で校長が自殺した広島県立世羅高校でも、生徒が韓国の独立運動記念公園で謝罪文を朗読したことが分かった。

 鹿児島県でも、毎年1